aptemis ZAKKURI movie

ざっくりと映画の感想や記録

グランド・ブタペスト・ホテル

ポスターやトレーラーをざっと観て劇場へ足を伸ばしたのですが、アメリみたいな可愛いらしいストーリーかと思いきや、かなりサスペンスでブラックシュールだったからびっくりしましたw
ミニシアター系って最近気になるようになったけど、意外と個性派実力俳優さんたちが出てるのですね。
ウォレム・デフォーとか出てるの知らなかったわよw
とても好きな俳優さん☆
いるだけでとんでもない存在感出してて、役者の勉強してたときにすごい不思議でよく観てました。
 
主人公の役者さん知らないなぁーでもなんか見たことあるなぁーと思ってたらハリーポッターに出てくる宿敵ヴォルデモート役の人やないかい?!とても話し方に品があって流れるように耳に入ってくる特徴的な印象があります。
 
でも、この映画の見所は映像美なのかなぁ。カラフルな配色だけどシュールな演出で華やかになりすぎず、観やすいバランスになってる。ブラックジョークも入ってるのがいいですwカメラワークもシンプルだけど構図が面白いです。
シンプルだからこそ、個性的な役者さんたちが映えるのかな。
 
とりあえず、これもBlu-rayは買いです!
何回も観たい映画ですね!

 

 

チョコレートドーナツ

アラン・カミングが出てるからと友人に勧められて劇場で観ました!彼はミュージカル界ではトップ俳優で、ミュージカル映画にも多数出演しています。そして自分はゲイだと公言していて、この作品の主人公とキャラクターがピッタリです。

 

[ざっくりSTORY]

1970年代、アメリカでゲイカップルが育児放棄されたダウン症の男の子を育てようとするが、差別や偏見でうまく親権を取得できない。諦めずに親になろうとするが…

 

アメリカの映画の賞をかなり獲得していて、私の信頼する映画評論をしているブロガーさんも星10満点中10でしたw普段はけっこう厳しめで5以上はなかなか付けない方だったので、これは絶対観なければと改めて思ったのです!

 

主人公が歌うボブ・ディランの曲が染みます。愛しさとせつなさとここ…いや心に染み込んできて、涙が止まらなくなるのです(´Д` )実話を元にしているというのも心痛む所ですが、それ以上に愛情が溢れ出ているのを感じました。社会派な重たい映画かと思って構えてましたが、ボブ・ディランの歌で重たすぎずすんなり入り込めました。唄うアラン・カミングが凄くチャーミングで、今までの妖しいイメージが一掃され、やっぱりすごい役者さんやなぁと惚れ惚れ( ̄▽ ̄)ダウン症の男の子も自然で、一つ一つの動きに心打たれます。

これはBlu-rayも是非買いたい!旦那にも観せたい!